子犬のしつけ 必ずやっておきたい事
初めて犬を飼う方へ
子犬を迎えた喜びとともに、「うまくしつけできるかな…」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
しつけは早ければ早いほど効果的ですが、怒ったり焦ったりする必要はありません。
大切なのは「根気よく、一貫して、楽しく続けること」。
今回は特に初めて犬を飼う方が悩みやすい3つのテーマ「トイレの失敗」「無駄吠え」「甘噛み」について、やさしく解説します。
🐾 1. トイレの失敗 ― 怒らずに場所を教えよう
犬にはそもそも「トイレで排泄するという概念がありません」。
言ってみれば、どこで排泄をしようがかまわないんです。
それを、リビングの中のケージの中のトイレトレーのど真ん中に排泄してもらうわけですから、それは時間がかかります。
子犬がトイレを失敗するのは、まだ「どこでするのが正解か」を知らないだけですから、失敗しても叱るのは逆効果。
飼い主が怖くなり、飼い主の前でトイレをしなくなってしまうことがよくあります。
【成功のポイント】
- トイレシートをケージやサークルの隅に設置し、決まった場所を作る
- 食後・起床後・遊んだ後など、タイミングを見てトイレに誘導する
- 成功したらすぐに「いい子!」と褒めてご褒美を与える
- 失敗しても無言で片付け、においが残らないよう消臭スプレーを使う
焦らず繰り返すことで、子犬は少しずつ正しい場所を覚えていきます。
個体差はありますが、早くて2週間、平均2~3ヶ月で安定してくることが多いです。
頭では分かっていても実践するのが難しいというもの。
なかなか覚えてくれない場合、何かミスマッチが起きていると思った方が良いかもしれません。
🐾 2. 無駄吠え ― 吠える理由を理解しよう
「無駄吠え」とよく言われますが、犬にとって吠えることは立派なコミュニケーション。
「遊んでほしい」「不安だ」「外に何かいる」など、必ず理由があります。
まずは何に対して吠えているのかを観察することが大切なのですが、この見極めがプロでも難しい。
【対処のポイント】
- 吠えているときに構う・叱るのはNG(吠えれば反応がある、と学習してしまう)
- 吠えるのを止めた瞬間に「いい子」と声をかけて褒める
- インターホンや来客など特定のものへの吠えは、慣らしトレーニングが効果的
- 要求吠えは無視を徹底し、落ち着いたタイミングで応じる
ポイントは「吠えても何も得られない」と犬自身に根気よく学ばせること。
また、徹底した一貫対応が最大のコツです。
🐾 3. 甘噛み ― 遊びの中で「噛んではいけない」を教えよう
子犬が手や足に噛みついてくるのは、色々な理由があり、大きく分けて「要求」と「警戒」があります。
要求であれ、警戒であれ噛む行動がたくさん残るのは嫌なものです。
子犬のうちに「噛む理由」を探したいところ。
【しつけのポイント】
- 噛まれたら「痛い!」と声を出してその場を離れ、遊びを中断する
- 噛まれる前に噛んでいい専用のおもちゃを与え、「これはOK」と覚えさせる
- 手で遊ばせるのはできるだけ避け、おもちゃを使って遊ぶ習慣をつける
- 軽く噛んでも「噛む=遊びが終わる」と学ばせる
原因を特定せずに叩いたり強く叱ったりするのは、悪化する事も多々あります。
子犬が「噛むと怖いことが起きる」と感じてしまい、信頼関係が崩れてしまいます。
優しく、でも一貫した対応を心がけましょう。
✅まとめ ― しつけの基本は「褒める・一貫する・焦らない」
子犬のしつけに「魔法のような近道」はありません。
でも毎日少しずつ積み重ねることで、必ず成果が出てきます。大切なのは以下の3つです。
- できたことをすぐに褒める(タイミングが命)
- 同じルールを守る(一貫性を持つ)
- うまくいかなくても焦らず、長い目で見る
もし「自分だけでは難しい」と感じたら、プロのトレーナーに相談するのもひとつの選択肢です。
MoveOnでは初めての方でも気軽に参加できる1dayレッスンで、「私にもできた!」の経験を増やすプログラムをご用意しています。
月2回開催していますので、子犬をお迎えしたら、是非ご参加くださいね。