ハズバンダリートレーニング

犬のしつけハズバンダリートレーニング

今日はハズバンダリートレーニングについて。

最近、動物業界では、ハズバンダリートレーニングと言うものが多く見られるようになりましたので、皆さんも一度はテレビで見たことがあるかもしれません。

このハズバンダリートレーニング、ムーヴオンでは10年以上取り入れてる訳ですが、どうも言葉が独り歩きしています。

いわゆる犬が苦手とされるお手入れなどを【自発的に受け入れる】のがキーワードです。

お手入れに必要なブラッシングや、爪切りなど、《生活に必要だからやるのではなく、自ら進んでやる!》そんなふうになってくれたらいいなぁと思っている訳です。

僕が飼ってきた四頭は、病院に行くと喜んで自分で台に乗り、喜んで獣医さんと挨拶をします。
勿論生れながらにして、人への社交性はあると思いますが、これは飼い主さんにも同じ事が言えます。

つまり、【ブラシを持ったら嫌がって逃げる】ではなく、【自分で体を差し出してくる】そんなワンコが増えたら良いなぁと思う訳ですよ。

こんな考えが、自分なりに飼い主さんに伝えてきたと思ってるのですが、浸透スピードが遅いので、それの専門家を育成することにしました。

来年の春からは犬の訓練を主体とする部門と、犬のケアを専門とする部門、この2部門を専門的に扱っていくお店に進化させていきます。
これは今、コンサルティングで入ってもらっている高山先生と入念に打ち合わせを重ねた結果です。

ハズバンダリートレーニングは和訳すると「受信動作訓練」。
元々は野生動物や家畜のお世話や医療をひとも動物も安全に行うために始まったとされています。

野生動物ですら採血が可能な訳ですから、日ごろから飼い主さんと接しているワンコが出来ない訳がありません。

お手入れが苦手ではなく、【お手入れが苦手になる環境下にある】が表現に合っています。

ハズバンダリートレーニング、興味ある方はスタッフまでお尋ねくださいね。
また、ハズバンダリートレーニングを実践で学んでみたいプロ・学生向けのサービス実践塾もご用意しています。
ペットをより負担なくケアしていける方法を一緒に模索し広めていきましょう♪

この記事を書いた人
柴田正樹
ドッグトレーナー
当サイト管理人

2006年よりドッグトレーナーとして犬のしつけサービス運営開始。
今は応用行動分析学(ABA)をベースとし、犬の保育園やトリミングサロンの運営に携わる。
犬の飼育放棄を0にするため、ドッグトレーナーとトリマーの育成・普及活動に力を入れている。
株式会社MoveOn 代表取締役
■資格
DLC-PRO会員
日本ドッグパーク普及協会 A級ドッグアドバイザー

2018年12月19日

Posted by 園長柴田