《世界の犬事情》アメリカ

世界の犬事情アメリカ


こんにちは、イケです!

部屋の模様替えをコツコツスタートしました〜!
色々な思い出の本やアルバム等がありますが、犬関係のコーナーも自然と部屋の一角に出来上がり、1人でニヤニヤしています^^
今度のお休みは机の大移動です〜!頑張ります♪

さて、本日の《世界の犬事情》はアメリカについてです!

アメリカというと、大きな庭で大型犬が走り回るという個人的なイメージがあります^ ^
そしてほとんどの子が外飼いでは無く室内犬が多いようです〜さすが、土地の大きさを物語っていますね!!!
憧れます。。笑

そしてアメリカのペットショップでは、シェルター(保護施設)と連携をして譲渡会を行っています。
ショップやシェルターでしつけ教室も開催し、一人一人のしつけに対するの意識も高いそうです。
日本と比べて、気軽にわんことお出かけができる場所が多いのも、小さな意識からできているマナーのおかげなんですね!

ただ、しつけが入っていても中には他の犬や人が苦手な子はどこにでもいます。
なんらかの理由で触られる・近づかれるのがNGな子には黄色のリボンを身に付けています。
言葉を交わさなくても伝わるサインが国で決められているというのも素晴らしいです。
日本にもぜひ取り入れたい取り組みですね!

アメリカのとある大学では、授業の一環として、ある取り組みをしています!(もちろん単位も関わってくるようです)

どんな取り組みかというと…?
介助犬トレーニングプログラム!!

一般の大学で、犬と一緒に勉強できるなんて夢のようなプログラムです〜〜

学生時代、私は使役犬のゼミに入っていたのですが、介助犬ゼミもあり、学校の廊下では【ドアの扉を開ける犬】【車椅子を引く犬】【インターホン音が聞こえたら、来客を知らせる犬】などなど介助犬動作を練習する子たちがたくさんいました^_^

このプログラムには、地域貢献・ボランティアとして、多くの学生さんたちが参加しているそうです。
ただ、学生の専攻は様々なようです〜
勉強していることは違いますが、目的は一緒。
素敵ですね〜

プログラムの内容としては、
1.介助犬の役割について学ぶ
2.研修や実習を経て、実際のトレーニング法を学ぶ
3.ユーザーさんに引き渡す
という風な一連の流れがあるようです。

ユーザーさんに引き渡す、までがプログラム内容に含まれているので、とても貴重な体験になりますね。

学生時代のように、犬と一緒に社会貢献できること何かないのかなぁと探しております〜
我が家のアリスも、祖父母にはセラピー犬として活躍してくれているのかな?笑
ドライ娘なりに癒してくれているのでしょう^^

1ヶ月ほど前に、捨てられて引き取り手がいなかった、アメリカン・ピット・ブル・テリアの子が警察犬になる!というニュースがありました。

闘犬向けに作られた犬種とも言われるピットブルさん。力も強く、怖いイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに体も大きいので、力は強いです。
以前、パピー時代から可愛がっていた子がいましたが、見かけによらず、どこか抜けていて、優しいハートを持つとてもかわいい男の子がいました^_^

中には犬や人が苦手な子がいるのも確かです。が、、!それはピットブルさんだけとは限りません。体は小さくても、大型犬をも負かす子だっていますよね~

人と同じ、わんこも種類や見た目で判断するのではなく、中身で判断するのが大切ですね!
ただ、言葉を話せないぶん壁はありますが、だからこそ別のコミュニケーション方法で会話をするんですよね。

アメリカのピットブルさんも、見かけで判断され、里親が見つからず殺処分間近だったのですが、、警察犬トレーナーの方に連絡が行き、運良くテストを受けられることになったのだそうです!

テストの結果、麻薬探知犬の素質があることが判明!!!
ただ、また見た目によりその子を警察犬として採用する組織が現れず、、

1年以上待った末、立派な警察犬としてデビュー。
本犬も子供が大好きな優しい子!みんなのアイドルですね~~(^_^)

まずは中身を見てから!これは人犬共通のことですね。
チワワさんが警察犬になったこともありましたね~
以前までは警察犬=シェパードやレトリバーなどの大型犬が多かったですが、わんこも犬種を限定せず、平等社会になりました~

学生時代、臭気選別ではなんと!鼻ぺちゃのフレンチブルドッグさんが好成績を残していました!犬種を超えて頑張る姿、惚れ惚れします~(*⁰▿⁰*)

今回はシニア犬にスポットを当てました。
犬の譲渡会は世界各地色々な所で行われていますね、ただ飼い主となる里親にはいくつか条件が設けられています。

その一つに里親の年齢制限。
日本でも高齢者の方に向いたわんこを取り上げているところもあります。
高齢の里親さんだと、お互いが大変になるかも?里親さんが病気になったら、、、?など心配な面ももちろんあります。

アメリカでは【シニアのためのシニア犬プログラム】というものがあるそうです。

ここではシニア犬のみを対象とし、里親さんも60〜65歳以上が対象となります。
専門の方がペアをしっかり決めて、家庭訪問が条件付けされています。

譲渡後は無料で医療サポートが提供されているそうです。もし万が一、里親さんが体調を崩した時もすぐに対応ができるように常に準備を整えています。

シニアならではのリスクの部分をしっかりサポートすることで犬にも人にもプラスになる取り組みです。徹底されたサポートがあると、非常に心強いですよね(u_u)

高齢者だからもう犬は飼えない、ではなく高齢者でも飼える環境を作ることが大事なんですね〜
犬事情については、調べれば調べるほど日本は発展途上なのだなと、、、
少しでも貢献できることを見つけていきます*

2017年11月24日

Posted by 園長柴田