犬の飼い方 心に余裕ありますか?

犬のしつけ,QOL向上のために

さて、今日は【飼い主さんの心について

私自身も経験があるのですが、犬を飼う上で1番重要なのは、褒めるとか叱るとかでなく、【客観的】に物事を判断出来るかの状態にいれるかだと思っています。

例えばトイレを失敗した時。

いつ、どこで、何が原因で、犬がどんな誤学習をしてしまったのか。

そんな視点から物事を見れるのか。

今日はそんな内容です。

心に余裕持ててますか?

ムーヴオンを立ち上げて2年目の時、先日虹の橋を渡った愛犬《ふく》のトレーニングが上手くいかずに軽い鬱になりました。

いわゆる育犬ノイローゼというやつです。

自分が飼ってる犬もまともに飼えないのに、人様に物事を教えるなどあってはなりませんから、ムーヴオンを辞めようと本気で考えた時期がありました。

妻と相談し、全く休みがない状態でしたので、1週間ほど休みを頂きました。

すると、あーらビックリ、物事を客観視出来る様になり、全てが上手くいくじゃあーりませんか。

自分の動きを鏡で確認する、数字をつける、人に見て貰い意見を貰う。

目の前の課題しか見えてなかった事に気付け、周りが見えるようになったのです。

僕が言ってる事は特別な事でなく、何処にでも誰にでもある事です。

犬と暮らしていると、トイレの失敗、無駄吠え、噛みつきなど、どうしても問題行動に着目しがちです。

でも、ちょっとまって!

一歩引いて、違う視点で見みて下さい。

意外と家具の配置が悪かったり、ご飯を出す順番がズレていたり、散歩の時間が少なかったり。

問題行動とは全く関係のないところに原因があるかもしれません。

僕たちドッグトレーナーの存在は、【犬を制御する事ではなく

犬との暮らしをよりよくする事

他のトレーナーさんは分かりませんが、ムーヴオンとしては【しつけをせずに済むなら、それが一番】という考え。

犬の問題にばかり着目していませんか?

どんな視点で犬を見たら、犬とよりよい暮らしが出来ますかね。

お読み頂きありがとうございます。

2018年5月17日

Posted by 園長柴田