トイレのしつけで困る【シートを噛んでぐちゃぐちゃ】解決法

犬のしつけ

トイレシートをぐちゃぐちゃにすると出てくる問題

犬がトイレシーツぐちゃぐちゃにする失敗

「何度叱っても直らない」「毎日片付けるのが嫌になってきた」——そのお気持ち、よくわかります。でも実は、叱り続けることが問題を長引かせている原因かもしれません。

この記事では、トレーナー歴20年のプロの視点から、行動のメカニズムと正しい対処法を解説します。


まず知ってほしいこと

叱っても直らないのには、理由があります

ビリビリにしているところを叱ると、2つのパターンに分かれます。

パターン A

叱られてやめる

飼い主の反応を「怒っている」と正しく理解し、その場でやめる。

パターン B(要注意)

「構ってくれた!」と学習する

飼い主の反応を"注目してもらえた"と解釈。かえって繰り返すようになる。

何度やっても直らない場合、ほぼパターンBです。
叱るたびに「ビリビリすると構ってもらえる」という学習が強化されています。


解決策

管理とトレーニングの2本立てで取り組む

どちらか一方だけでは不十分です。セットで行うことで、早期解決につながります。

1

環境管理(必須)

まずシートを物理的に破れない状況を作ります。これなしでは、どんなトレーニングも効果が出にくいです。

  • 網付きトレーを使う(店舗でも使用中 → Amazonで見る
  • シートを床に置きっぱなしにしない
  • できるだけ一人で長時間過ごさせない
2

トレーニング(根本的解決)

行動の動機そのものを変えていきます。

  • ビリビリしていない時間に、積極的に声をかけ構う

「ビリビリしたら構ってもらえる」という学習を、「何もしていない時に構ってもらえる」へと書き換えていくイメージです。

注意:叱ることは逆効果です。叱った事実への意味はなく、「構ってもらえた」という記憶だけが残ります。


取り組むにあたって

3つのポイントを押さえておいてください

結果が出るまで最低2週間はかかります

行動が変わるには時間がかかります。焦らず、記録をつけながら取り組むのがコツです。「今日は何回あったか」を日ごとにメモしておくと、改善しているかどうかを確認できます。

環境管理を徹底すること

トレーニングだけでは限界があります。「破れない状況を作る」環境管理と必ずセットで行ってください。確実な結果を求めるなら、ここを省かないことが一番大切です。

早めにプロに相談するほど解決が早い

「もう少し自分でやってみてから」と思うほど、習慣化が進みます。気になったタイミングで相談するのが、一番の近道です。


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    2021年1月11日

    Posted by 園長柴田