コマンドトレーニング
コマンドトレーニング / 船橋市・2006年創業
コマンドは、犬との会話の道具。
でも、使い方を間違えると逆効果です。
おすわり・待て・おいで。教え方の順番と原則を知るだけで、成功率は大きく変わります。
相談・問い合わせはこちら ↗基礎知識
まず覚えたいコマンドの種類
コマンドとは「指示・号令」のこと。おすわり・待て・おいでのような日常的なものから、専門的なものまで様々あります。
ハウス
緊急避難に使える。災害時にも役立つ最重要コマンド。
トイレ(ワンツー)
健康管理の基本。指定場所での排泄を促す。
おいで
緊急回避に有効。脱走・危険場面で命を救うこともある。
ちょうだい
誤飲防止に役立つ。拾い食いが多い子には特に重要。
オスワリ・フセ
落ち着きを促す基本姿勢。生活の場面で使いやすい。
ヒール・マット
散歩・来客時など、特定の状況で活躍するコマンド。
※コマンドは何でも教えれば良いわけではありません。犬はシンプルな指示を好みます。必要なものから優先順位をつけて教えましょう。
教え方の原則
コマンドの教え方
コマンドには3種類の指示方法があります。
指符(ハンドシグナル)
指や手で出す視覚的な指示
体符(ボディシグナル)
体全体で出す指示
声符(ボイスシグナル)
声で出す言語的な指示。犬は言葉そのものより音のパターンで判断します。
教える順番が重要です。順序を間違えると、何度繰り返しても定着しません。
行動を形成する(指符が最も使いやすい)
まず誘導で正しい動作をさせます。言葉だけを連呼するのは最も非効率なやり方です。
ご褒美を与える(解除する前に)
ご褒美のタイミングは「ヨシ」の前。解除後に与えると「終わったら貰える」という誤学習につながります。
解除する(ヨシ!)
コマンドは必ず「ヨシ」とセットで教えます。解除を教えないと、コマンドがいつ終わるかわからない状態になります。
| コマンド | 期待する反応 | 解除 |
|---|---|---|
| おいで | 足元まで来る | ヨシ |
| 持って来て | 手元まで持って来る | ヨシ |
| オスワリ | 目の前で座る | ヨシ |
| 待て | オスワリを維持する | ヨシ |
コマンドは2〜3文字が理想。犬は短い音のパターンで判断するため、長いコマンドは混乱の元になります。
成功率を上げるコツ
犬はご褒美の「ある・ない」をよく見ている
コマンドの成功率が低い原因の多くは、ご褒美の一貫性のなさにあります。
- 「待て」はご飯が目の前にある時は成功するのに、ない時は失敗する
- 「おいで」を無視しても笑って許してしまっている
- 「オスワリ」で「フセ」をしても見逃してしまっている
犬にとってコストと対価の計算は人間が働く理由と全く同じです。「これをやったら何が貰えるか」を常に見ています。ご褒美を使う・使わない以上に、一貫性がコマンドの質を決めます。
園長からのメッセージ
コマンドは犬をロボットにしてしまう?
初代看板犬「ムーヴ」の話
コマンドをどこまで緻密に教えられるか、数年かけて試したことがあります。結果、すべてが指示待ちになりました。
トイレの指示がなければ排泄しない。おいでの指示がなければ近寄らない。ヨシがなければご飯も食べない。
見る人には「とても良い子ですね」と褒められました。でも私は苦しくて仕方がなかった。それはもう犬ではなく、ロボットでした。
この経験から、しつけ(特にコマンド)は必要最低限で良いと思うようになりました。コマンドよりも先に、人や犬に吠えない・噛まないマナーを教えることの方が、暮らしやすさに直結します。
MoveOnのサポート
コマンドをしっかり学びたい方へ
コマンドの習得には、経験豊富なトレーナーのサポートが近道です。特にドッグスポーツが得意なトレーナーはコマンドを体系的に教えることができます。
MoveOnではご来店・オンラインどちらでもご相談に対応しています。まずは無料カウンセリングからお気軽にどうぞ。
- コマンドの基礎から応用まで個別にご提案
- 愛犬の性格・生活環境に合わせたアドバイス
- マナートレーニングと組み合わせた包括的なサポート
メールでお問い合わせ


